フリーランサーとして働く時代

これからの人生100年は、フリーランサーという働き方もひとつになる。なぜならば、60歳定年でその後は余生を楽しむ時代では無いからだ。自分自身に価値を付けないと食べて行かない厳しい時代に突入している。最近では副業OKの企業も増えてきたように働き方も多様化してきた。フリーランサーで成功している人も増えてきた。しかし、まだまだ、試行錯誤しているフリーランサーも多い。

「教育」「勤労」「引退」の3ステージからマルチステージへ

過去のように、22歳まで学校に行き、22歳で集団で就職して、60歳で定年し、その後は趣味を充実して楽しむ。そんな時代も終焉を迎え、過去に日本経済が造った標準的なライフスタイルもマルチなステージになっていく。The 100-year Lile(LIFE SHIFT 100年時代の人生戦略)著者で、ロンドン・ビジネススクール教授のLynda Gratton(リンダ・グラットン)は、唱えている。

  • 旅や留学などを通じて幅広い進路を探る「エクスプローラー(探検者)」

  • 自由と柔軟さを求めて小さなビジネスを起こす「インディペンデント・プロデューサー(独立生産者)」

  • さまざまな仕事や活動に並行して携わる「ポートフォリオ・ワーカー」

  • さまざまなステージを行ったり来たりする「トランジション(移行期)」

フリーランサーと一言で言っても、働き方は大きく分けて4つのタイプがある。1つ目は、クライアントを持って受託を受けるタイプ。2つ目は、クライアントの中に入って業務を行う。3つ目は、自分のノウハウをコンテンツにして売る。4つ目は、プラットフォームを作って顧客を集める。他にもあるが、大きくはこの4つに分類される。

次世代は、自分のノウハウをコンテンツに仕上げビジネスをする

フリーランサーは、受託タイプとクライアントの中に入って仕事をするタイプでは、いつまでもクライアントのチカラが大きく、クライアントに人生を左右されます。独立してフリーランサーになったスタート時はいいとは思います。しかし、いつまでもそのタイプでは、あなたが歳を重ねるたびに課題とリスクが比例していくでしょう。なぜならなば、労働集約型だからである。否定はしませんが、リスクがいつまでも伴ないます。

1.あなたのノウハウをデジタルコンテンツに仕上げビジネスをする。

2.あなたのビックアイデアをプラットフォームに仕上げビジネスをする。

この二つが、次世代フリーランサーのビジネスチャンスが広がる唯一の道です。現状、受託型のビジネスモデルをしているフリーランサーは、今から、準備を進めて行くことをお勧めします。さあ、「あなたのビックアイデアをカタチにしよう。」このタイプも決してリスクが無いわけではありません。しかし同じリスクを追うのであれば、挑戦してはいかがでしょうか?

そのためには、ひとりでは、なかなか実現する道は険しいでしょう。あなたのビックアイデアを共感される企画書にして、その企画に共感してくれるフリーランサーのメンバーを集め、そして夢を実現する。その道のプロフェッショナル同士で夢に向かって活動することは、情熱を持って仕事ができ、そのプロジェクトも加速することでしょう。「昨日」の続きの「今日」でなく「明日」のための「今日」に。

まずは、あなたが、次世代の働き方を具体的に創造し、ゴールイメージを明確することで、シフトチェンジが始まります。