2020年ウェアラブル市場は626億米ドル

総務省のサイトによると、ウェアラブルデバイスの世界市場は 2013 年に 671 万台であり、 2017 年までには 2 億 2,390 万台に急成長すると予測されている。2013 年度 53 万台であった国内市場は、2014 年度に 275 万台と約 5 倍に、2017 年度には 1,310 万台まで拡大する見込みであるようだ。

用途展開も加速するウェアラブル

小さく軽量。リストバンド型、時計型、眼鏡型、衣類型など、形も様々なデバイスが世の中に参入している。フィットネス利用から始まり、ヘルスに特化したものから、ストレスチェックなど、まだまだこれから細分化され商品化されてくるだろう。最近では、家電量販店でもウェアラブルのコーナーが品揃えも充実してコーナーも広くなりつつある。

  • デバイスの使い勝手

  • 目的にあったデーター取得ができるデバイス

  • 取得したデータの活用

  • 取得したデータの管理

子どもからシニアまで、すべての方が何らかのウェアラブルを身につけるのはあたり前の時代になる。人間と暮らす大切なペットも。それは、自分で所得データを見て管理するだけでなく、遠隔の親の見守りや、留守番をしている子どもやペットのデータも遠隔で把握する。また、医者が患者の自宅でのデータなど、「見守る安心、見守られる安心」を日常的に手軽に得ることができる。

使う側、企業側双方に大きな恩恵が

使う側は、手軽に取得データを数値や、グラフで継続的に把握でき、健康意識や運動意識などが向上する。また、企業側はそのデータがいわゆるBigDetaとして次世代の大きなビジネスの種となる。

自分自身を客観的に数値で知ることが出来る。

そのデータが次世代の製品やサービスに役立つ。

現在は、専用のアプリなどで、表示されるデータだけが利用者が見れるだけに留まっている。デバイスを変えれば過去のそのデータが移行できない。今後は、自分のクラウドに保存でき、どんなデバイスでも個人の過去に蓄積したデータも活用できるようになってくるだろう。そうなると益々市場は拡大する。私自身も2種類のウェアラブルデバイスを利用しているが、取得データが自分が気に入った新しい製品に移行できないのが非常に残念である。デバイスは、多種多様に増えてくるが、この自分のデータを自身で管理し、自由にデバイスを変えてもデータ移行がすることができれば、私自身大変嬉しいし、企業が質の高い競争をすることにも繋がるだろう。